やっぱり。 影途はベッドにもたれて寝ていた。 「ぷっ」 笑いをこらえるのに必死!! だって起きてたらあんなにツンツンしてるのに、寝顔はまるで天使みたいに可愛い。 「どうしたの~?」 私は影途を指差した。 「可愛いねー♪」 「ねぇ、写メ撮らない?」 これは写真に納めて置きたいショット。 「いいね~♪」 私と梁はゆっくり影途に近づき、ピントを合わせた。 《カシャッ》