そう言えばはじめの頃、煌に色々質問したっけ?
たくさん困らせたんだろうな…
こいつ、何言ってんだ?って思われただろう。
「もうね、どうでも良くなったんだ」
私は顔を上げ、どこまでも広く広がっている空を見上げた……
「なんか私、人に答えを求め過ぎてた。
自分で考える事忘れてたみたいに…」
煌を見てにっこり笑ってみせた。
『そっか!
でもまた自分で考えてわからなかったら
俺だけじゃなく、皆にも訊けよ?』
煌は私に優しく微笑んで、白い歯を見せて笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…