15分くらい話を聞かされ続け… 『って、事があって今に至るって事なんだよ』 煌はお手上げだっと言うように、両手を上げた。 「それはご苦労さま」 『えっ?ちょっと葉穏それだけかよ!』 煌は『まじかよー』と言いながらフェンスに持たれた。 そうは言われましても、それしか言い様がない。 いったい私に煌は何を求めた? 『で、梁はご機嫌なわけだ』 影途は梁の笑顔を見てそう言った。