「あっ、葉穏ちゃんに影途くんだ♪」 フェンスに持たれて梁は笑顔で手を振った。 っと、その横に疲れ果てた煌が大の字に寝そべっていた。 こりゃー、梁のやつ相当煌をぱしらせたな… 『おっ!ちょっと葉穏聞いてくれよ』 パッと勢いよく体を起こした煌。 「なになに、どーしたの?」 とは言ってみるが、その先の話は聞かなくてもわかる。