えっ!?



「ちょっと、影途?」


『黙って、目瞑ってろ』



影途が私の腰に手を回し、私は目を瞑る事しか出来なかった。


何度も何度も唇が触れ合う…―


けど、キスの味は涙で塩っぱかった。