教室を出て帰宅途中の公園のベンチに腰をおろした。 疲れた…… なんで私、こんなに疲れたんだろ? キスして…… だめだ、思い出しただけで耳や顔が赤くなる。 『これ飲めよ…てか本当に大丈夫か?』 影途は販売機で買った水を私に渡した。 冷たくて気持ちいい。 「ちょっと疲れただけだから」 『顔赤いし…』