『で、お前は帰らねーの?』




影途は横目で私を見た。


うっ…


そんな事言われても…――




「手伝ってあげよーかなー…と」


『なら帰れ』





私の言葉を聴くなりそう言ってそっぽを向いた。



な、な、な、なんで怒ってるの??



私何かした?





「じゃぁ、帰る…」





鞄を持ち、席を立ったその時!