たどり着いた先は校舎から少し離れた、入学したばかりの頃よく一人で居た桜の木の下… もうとっくに葉っぱは緑に変わってる… 桜の木って事が信じられないくらいだ。 「ずっと、ずっと一人で居たら良かったんだ」 一人で居たらこんな悲しむ事も全部全部なかった。 どうして… 『それは違うぜ』