結局、私も綿あめを買うことになった。




けど……




「美味しい!」




食べるの何年ぶりだろう?



懐かしい味がする…



子供の頃に戻った気分になる……




「でしょでしょ?」




梁は綿あめを食べながら煌の一歩先を歩いていく。



『なぁー梁?
手、繋がないの?』



煌は口を尖らせながら梁に言った。




「えぇー?
繋いだらこれから買い物出来なくなるじゃん!」




プーっと頬を膨らます梁……




『俺より食べ物かよー』



「だってお祭りだよ~?
手ならいつでも繋げるでしょ?
あっ、フランクフルトだ!」




梁ってば……




「煌fight!」


『葉穏まで』




私はやっぱりこのメンバーが大好きだ。