可愛い…… 初めとは大違い! 番長だとか言われてたっけ? なんだか懐かしい。 「んじゃ、私帰るね!」 私が歩き出した途端、ギュッと手首を掴まれた。 『バカ、送ってく』 「優しいね」 そう言ってこの夏の日差しの中、私たちは歩き出した。