今日くらい、私からでいいよね?


人があまり通らないこの道では…。



そっと重なり合った唇は、とても柔らかくて幸せだ。



ゆっくり唇を離して影途を見ると顔を赤くして、目を逸らしていた。



『目、合わせられねぇじゃんか』