また、新たな恋を探せばいい。 そうしないと前に進まない。 「私、前の煌はわからないけど… 今の煌に出会えて良かった。」 『何だそれ? 別れるみたいな事言うなって? これからもよろしくな、葉穏!』 そう言った煌の顔にはもう悲しい顔なんて一つもなかった。 影途の言ったように、煌は変われたんだ。 「よろしく!」