『まぁ、俺が言いたいのは、煌は自分なりに変われたんじゃないかなって事』


「え?」



なんで今まで気付かなかったんだろう。


煌の行動は間違ってなかったのに…


私てっきり煌が嘘の自分だったんだって思い混んでいた。


せっかく煌が頑張って変われたのに。


私が言ったせいで、煌が変わってしまったら?




「私…」


『葉穏、言って来い』



影途は耳元でそう言ってくれた。



「影途、ありがとう!」



私は影途のお母さんにお礼を行って、煌の家に向かった。


今ならまだ間に合う…ー