ウゥ―…サイレンの音がする。

あんな話をしているうちに1時間くらい経っててあっという間に藤崎と水野はサヨウナラ。

警察が水野を連れていくときに藤崎は精一杯の出せない声を出して言った。

「水野!!…またね!」何か頬に水のようなものがつたった気がした。


水野は笑顔で言った。

「親父さんたちの墓参り行ってこいよ!!またな!…絶対に罪償って、俺の親父とおふくろにギャフンと言わせてやる!!」

そして、水野を乗せた車は行ってしまった。