「蓮君煙草吸ってんのー!?」


何も知らない花は目を丸くして
驚いてる。


「小6の時からなーてかそんなに慌てなくても!」

蓮はそう言うと空に向かって
煙を吐いた。


「………だ…だめだよ」

ずっと緊張して話せなかった
あたしが口を開いた。


「……体に悪いよ!早死にしちゃう…」

バチッ

その時蓮と目が合って恥ずかしくて
目をそらす。

「……ありがとな」

蓮は優しい顔で笑った。