いつの間にか寝てしまったあたし。
気づけば夕方になっていた。

ピンポン

「は、はいっ」

慌てて玄関に飛び出す。

「やまと、花、美羽。」

3人が笑顔であたしを迎えた。

美羽も小学校時代からの仲良しの
友達で明るくて気さくで吹奏楽部に所属している。

「双葉俺自分の部屋にいるから」

とやまとは1人2階に上がった。