リビングに入るとあたしの好きなものばかりが食卓に並んでた。 「おいしそー。」 「早く早く。お姉ちゃん座って。」 弟の諒が言った。 「はいはい。」 「それじゃみんなそろったことだし、いただきます。」 そう言って、食べはじめた。