何の苦労もなく ただ美しく 

人から愛される容姿を持って



分かってる

嫉妬心が より自身を醜くしていく事は



もうこんな事を考えるのはよそう

頭では分かっているのに あの子が憎くてたまらない



この手にもしも 毒りんごがあるならば

私は迷わずあの子に渡すだろう



嫉妬に狂った女には 幸せなど訪れるはずもない

物語は悲しい結末で終えるのよ



それでも醜い想いが止められない

この手に毒りんごがないのなら 

私が造りだしてしまおうか



それほどまでにあの子が憎い

ただあの人に

愛されたかっただけなのに




* * *  E N D  * * *