―重い沈黙…



「…こうよ。」



初めにその沈黙を破ったのはあたしだった



「は??」



「もう一回先生のとこ行こう!それで星のこともっと詳しく聞くの!!」



「うぅ~ん」



あたしの提案に尊は悩んだ顔をして



「よっしゃ!!そうすっか!」



といって立ち上がり



「退院いつか聞いてくるわ!!」



といって走っていってしまった。



きっと―尊は今も悲しいんだろうな・・・



見えるのはあたし・・死ぬのは尊



その事実はあたしの胸にも傷を作った。



尊とは小さい頃からずっと一緒だった。




だからこそ…みすみす死なすわけにはいかない!!



絶対絶対…



助ける方法を見つけてやる!!