「あっつーい」
汗を流しながら洗濯物を干す私。
「はい。文句言わないで干してよー!」
「だって暑すぎる」
「終わったらアイス買い行くぞ」
「やったー!裕の奢りだからねー!」
「分かったからー。手を動かしてくーださい(笑)」
洗濯物を終わらせて出かける用意をした。
「そーいえば皆は?」
「言ってなかったっけ?今日から俺と二人」
「聞いてない!!!!なんで!?」
「潤はコンサートで泊まり込み。天と昌は海外行ってるし、浩は家へ帰ってる」
「いつ帰ってくるの?」
「浩はすぐ帰ってくるよー!」
「てかいつの間に行ったの?」
「今日の朝早く。祐起こしたのに起きなかったじゃん」
「もーう」
「ほら早く行くよ」
暑い中歩いてスーパーへと行く。
「あつー」
「ほら早く選んで」
どれにしよっかなー!
バニラもいいし、
ドンッ
「すいません」
「あ"ー!?いってぇー」
「ほんとすいません」
「…ん?上村…祐?」
「えーっとーどっかで」
「壮だよ。」
「……篠原壮!」
「告白した奴を忘れるとはな」
「それは…」
「ゆうー!!!」
さっさと行っていた裕が戻ってきた。
「何してんの?…誰?この人」
「お前が誰だよ?」
「俺?俺は木村裕」
「名前じゃねぇよ。祐の何なんだよ」
「なんでー?そんなに怒ってんのー?」
「別に…。てか祐、メアド教えろ」
「何でよ。」
「いーから」
しぶしぶ携帯をとりだして教えた。
「ならまたな」
そう言って壮は帰って行った。
「なに?あいつ」
「んー。何だろうね。さ!帰ろ」