「ただいまー」

「おかえり!祐、宅配便来てるよ」

「宅配便??何だろう」

部屋に上がると大きい形をした
包み紙にくるまれたもの



差出人の名前を見ると
木村 裕の文字

包み紙を破りあけてみると
ソファーがでてきた。



「ひろぉーー」

下へ降り私は裕の元へ向かう


「なに?あのソファー」

「ん?あー。祐にプレゼント」

「プレゼント!?」

「祐の部屋なかったからさ」

「なんであんな高いもの…」

「嬉しくない?」

「いやいや、嬉しいけど…」

「俺も使うからね!」

「あ、はい」


プレゼントにソファーって
どんだけお金持ちなの。


てか仕事!!

「まだ仕事教えてくれないの?」

「あ。忘れてたかと思ってた」

「裕の仕事知りたいの?」

昌が言う。

「ならテレビつけなよ!」

「テレビ!?」

言われたとおりテレビをつけると
目の前にいる顔がでてきた。

「ひろ!?」

「そう。裕はアーティストです。」

「知らなかった」

「祐って結構知らないこと多い?」

「バイトばっかりでテレビみらないからな」


「なら知らないか(笑)」



裕ってアーティストなんだ。

どおりでかっこいいしお洒落なんだな。