コーヒーショップにつくと
裕がすでにいた。
「祐、ごめんね!俺から誘ったのに」
「全然いーよ♪用は終わった?」
「うん。大丈夫」
「俺には謝罪なしかよ?」
「わかったよ!奢るから」
「よしよし(笑)」
目の前にあるコーヒーショップに入る。
「俺はコーヒーのブラックな!」
「わかってるって!祐は?」
「私はいーよ!飲めないし」
「コーヒーも飲めねぇの?ガキだな(笑)」
からかってくる天
「じゃ、ちょっと待ってて!」
裕はコーヒーを頼み
天へ渡すとどこかへ行ってしまった。
そして数分後に戻ってきた。
「はい!これなら大丈夫?」
手渡されたのは苺のクレープ
「ありがとーーー」
「いいえっ(笑)」
「コーヒー飲めない奴にはクレープがお似合いだな(笑)」
「もー。なんで天はそんな意地悪するの?祐に」
「別に(笑)こいつ面白いから」
コーヒーショップの中の
テーブル席に座って会話をする。
「祐、明日からバイトでしょ?」
「うん。朝から夜まで」
「バイトしてたんだ」
「そーだよ!春休みは週に三日だけ昼がある」
「夜はいつも?」
「いつもじゃーないよ!」
「大変じゃん!」
「まー。でも慣れたからさ」
「遠い?家から」
「夜のは歩いて10分だし。全然」
「そっかぁ」
私たちはそれからどれくらいいただろう?
帰るときにはもう外は暗かった。