初めて遊び相手が出来た私は“明日”を待ち遠しく感じた。
―――――………
翌日、私は約束どおりに公園に来ていた。すると、向こう側から春兎君が歩いて来た。
「あっ、澪ちゃん!今日はありがとねっ!」
そう言って春兎君は私のところに駆け寄って来た。
「…ううん、こちらこそありがとう。」
私はお礼を言った。
「ふふっ、澪ちゃん変なのっ。」
すると、春兎君はなぜか急に笑い出した。
「…なんで笑ってるの?」
私は不思議だったから聞いてみた。
「だって、こっちから遊びに誘ったのになんか澪ちゃんがお礼を言うから…」
「っ!ご、ごめんなさい!」
わたしは自分がした行動に後悔した。
「あははっ、なんで謝るの?」
すると、春兎君はさらに笑い出した。
「…?」
私は訳が分からなくなっていた。