風に八つ当たりしながら校門をくぐった。 「あっちー...って。」 校門をくぐったまではいい。 こっからどこへいけばいいんだ!! 校門からやたらに遠い校舎。 太陽が反射してやけにキラキラ光っている。 その校舎までの道がオズの魔法使いみたいなレンガの道。 両側にはかわいらしい木の小屋がぽつぽつと立っている。 なんじゃこりゃ。