「どうしたの?」

隣に座っていた伊織が心配そうに
あたしの顔を覗く。


「ううん。考え事。
 気にしないで。」



せっかく楽しい時間なんだ。
告白の事は今は考えないようにしなきゃ。





「なぁなぁ。王様ゲームしようぜ!
 やる事ねーし!」



おっ
いいねぇ~~~!

と、みんなノリノリ。

もちろんあたしも。