「響・・・大丈夫?」

隣でそっと囁いた伊織に割って
廉造はあたしの隣にドカッと座った。




あたしはこの世の終わりかと思ったぐらい
顔が一気に青ざめたと思う。





廉造は笑顔であたしの肩に手をまわした。

「よぉ響。卒業式以来?だよな~。
 お前市内の高校だろ?
 俺に会えなくて寂しいだろー。はははは!」





笑い事じゃないよ。

いやマジで。