その後もしばらくは渡邊 蒼に質問攻撃。



男子は奴と一緒にいた女子2人に話しかけていた。



伊織はあいつに興味が無いのか、あたしにずっと話しかけていた。

あたしも別に興味はなかったから、伊織の話で盛り上がっていた。







現在8時30分




その時また個室の引き戸が開いた。



そろそろ帰る時間なのかなーと思って、あたしは伊織の両親だと思っていた。









でも違った。



絶対に会いたくなかった。



あの人。