そんなこんなで校長先生のお孫さんにサインを書いて戻ってきたってわけ




っていうか...



「遅いよ翔」



「悪い悪い、ちょっと女子に絡まれてさ。あの地味子と付き合ってんのかって」



翔の言葉で数時間前の出来事を思い出す



ああ、私今になって思うけどかなり大胆なことしちゃったんだ



「何百面相してんだよ」



「だって...今になって恥ずかしくなっちゃって」



「...大胆だったな」



「やっぱり?」


「ああ、うぜえくらいにな」


傷つきます