「それもきっと芸能活動が糧となって頑張れておるのじゃろう?君はちゃんとなすべきことはやっている。だから今回のこともこれからのこともわしから口を出すつもりはないよ」




「校長先生...」



「それにうちの学校から2人も芸能人の卵が出るなんて嬉しいことじゃないか。だから、これからも両立は厳しいと思うが頑張るように」



「はいっ!」




「じゃあ、2人とも帰っていい」



「「失礼します」」




よかった、校長先生がいい人で


私が校長室のドアノブに手をかけようとすると校長先生の声が飛んだ


「園田、ちょっと待ちなさい」



え...?