赤いパーカーに緩いジーンズにネイビーのスニーカーというシンプルな格好だけどやっぱり普段の制服とは違って数倍かっこよく見える。
「美月、なんか眼鏡の横っちょなんか付いてるよ」
「え、噓。取ってよ」
「あ、そっか外したらばれるもんな」
うんうん、とうなづく私。
「ちょっとじっとしてろよ」
そっと辻君の手が伸びてきて目を瞑った。
その時、
「何、やってんだよ」
「げっ、翔!」
...ガシャン!
顔がふっと軽くなって目を開ける。
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