でも、來は私のそういうところも全て受け止めてくれた。


今までの彼氏なんて、“むしろお前の方が彼氏みたいだ”なんてことをぬかしてきた。


だから來は私にとって一番の理解者で、一番好きな人だ。


「私に素直になって欲しいんだ?」


「あははっ、栞が素直になったらなったで、ちょっと嫌かも」


いつもはつり目なのに、笑うときはたれ目。


なんて可愛いギャップなんだ…