あたしの名前は《田仲 樹里奈》

この学校の生徒会長。



生徒会長にはもちろん…

仕事がたくさんあって…



「あ…やっ…そこダメ…」

「なにがダメなの?感じてるじゃん」



仕事が…

たくさんあって…


「やぁ…んっ…」

「イヤじゃねぇだろ?うっ…」


仕事が…


そう。これがあたしの仕事。



「樹里奈ちゃん♪アリガトー
きもちよかったよー」


そっと…アイツの手

あたしの胸に触れる


はぁ…はぁ…

んっ…


「ん…その代わりあの話…」

「わかってるよ♪センセ丸見込ませればいいんだろ♪」

「ん…よろしくね…」


軽くキスをして別れる




そんな関係の男が約20人


あたしはフツーの生徒会長の

仕事をしない代わり

フツーじゃまとまらない話を

権力のある男子とエッチすることで

話を進めてもらってる



これで片付く問題がたくさんあるから



「次のひとぉー…」

「樹里奈ちゃんおつかれー?
でもちゃんとヤらせろよな?」

「わかってるよぉー…」


そしてまたキス

義務的な行為を終えたあと

またキスして

別れる


その繰り返し。



それだけでカナリ話が片付くから



あたしの仕事はつまり


生徒会長室でエッチすること。