「みんな、今日はゆっくりしてってちょうだい」


「お世話になります…」


アイレンはラミカに頭を下げる。











その日の夜…ユリナがリビングでゆっくりしていると…



コンコン…



突然ドアを叩く音がした。

「誰?」


「ユリナ」


「アイレン?」


「あのさ…今から出かけない?…ほら、言ったじゃん…一緒に買い物行くって」

「あ、そうね…そんな約束…してたわね…行きましょ」






アイレンとユリナは近くの街まで行った。



夜だというのにその街はものすごく明るい。


「綺麗ね…」


「…ユリナはどんなものが好きなんだ?」


「え?私?」


ユリナはアイレンを見る。

「うーん…どうかしらね…」