「・・・」



また何も言わない



「隼人・・・何で今日来ないの?何かあったの?」



「なあ、俺の事好き?」



「え、どうしたの?」



「答えないんだ」



「いや、そういう訳じゃないけど」



「あの男の子と仲良いんだな、手も繋いでたし」



「見たの?」



「ああ、見たよ」



声が怒ってる



「ごめん」




「もういいよ」



「隼人?」



「冴木!!」



高橋が女子更衣室のドアを叩いた



「あの男の子?」



「えっと、あの・・・これは違うんだって」