「レンに取られるなー」

キョウヘイはグチをいいながら
椅子に座った。


「もう吹っ切れたのか?レン。」


そう聞いたのは、
1番後ろに座って黙っていたリク。


「忘れた訳じゃねーよ。
忘れられる訳ねーじゃん。」

「そか。」


無愛想な返事をして、
リクはまた机にうつ伏せになって寝た。


ガラっ‼