俺は取り敢えず3週間くらい下界に行くことにした。


昼は学校とかれんにくっついて、夜はれんの部屋に勝手に入って寛げばいい。


いじめはどうなったか。
れんを助けられなきゃ俺は天国にいけない。

なら徹底的に残りの未練の人生でも楽しんでやろうじゃないか。


俺はれんの本当の名前と、れんのことを助けなきゃいけない。


野郎のためになにかを頑張るなんて初めてかもしれない。


寧ろ誰かのために自体初めてかもしれない。


俺は現実から目を背けながら生きてきたからこんなに最低で馬鹿な人間になったのかもな。


誰かのために死んでから、それも初めて体験するなんて前代未聞かもね。

俺すごい人じゃね?

死んだこと別にどーも思ってないこともすごいと思う。


それとも俺は本物の馬鹿なのか。



死んでからでいいや、なにかを全力で取り敢えずざっと出来るだけ頑張ろ。