「うわホントにイルルだ、デスマってたんじゃ?」

「ナターシャこそなんでこんなところに?」

2人とも顔見知りみたいだけど
とりあえず積もる話は後にして
準備をやらないか?

イルルが
半分くらい詰め終わった
パプリカとピーマンのカラフルな袋が片付かないんだけど。

「あ、イルルさんは触らないで!」

さすがに八百屋嫁も学習したらしい。

イルルは
店主に値札書きを手伝わされていた。