あたしは、今カレを待ってる。
駅で待ち合わせ。
早くきて自由になりたい。
家には、カレの物の方が増えてってる。
実際、この付き合い…
好き同士じゃなかった。
体の関係だった。
世間に言う、セフレ。
でも、カレが付き合おう。って言ってなぜかOKと言う言葉を出してしまった。
そこから、カレの束縛も激しくなり…
結局、2ヶ月。
そんな調子でいられたら、本気で人生台無しだと思って、いま別れを切り出す。
あたしの、第2の人生始めるつもり。
そんなことを考えてると、カレの姿が見えた。
しゃがんで、待っているあたしには気づいてない様子。
だから、あたしから呼びたくも無いカレの名を読んだ。
すると、カレは気づいたらしく手を降ってきた。
その対応をせずに、彼を待つ。
カレがこっちに来て真正面に来ると
「ご飯食べた?食べに行こうか。」
と、話した。
「珍しいなー。そっちから誘うなんて。」
やっぱり、会話をしたくないからキッパリ、スッパリ話そう。
「やっぱり、やめた。ここで話す。」
「んあっ?」
突然止まったあたしにびっくりしたのかあたしの足を踏んだ。
「別れよう。こんな生活嫌だ。人生台無し。あたしの家にある物全部捨てるから。ほんっと、束縛とかまぢあり得ないから。」
そう言って、カレの足を思いっきり踏んだ。
そして、駅へ突っ走った。