「なぁ?帰っていい?」


爽「ダメです」


「はぁ…」


帰りたい。


本当に帰りたい。


なんで、帰ったらダメなんだよ?


俺は、ふと時計を見た。


「やばっ!!」


もう、こんな時間かよ!?


爽「どうかしましたか?」


「俺、帰る」


爽「だから、待ってください」


「今は、そんな時間がない。だから、今日は帰る」


俺は、ダッシュで風月の倉庫を出た。