「美零ちゃん!もう1年だねぇ」


あれからもう、一年たちました。


愛笑もあたしも何事もなく、まぁラブラブです。


「愛笑、」


「あー!蒼っ!」


あたしなんて見向きもしないで、大好きな人の所に走っていく愛笑。


逢坂くん、めちゃくちゃ顔緩んでるんですけど…。


愛笑にだけだよ、あんな顔するの。


ほかの人が逢坂くんに話しかけると、すっごい冷たいのに。