ぴんぽーん


朝 遥ん家のチャイムを鳴らす。

遥の家は私の家のお隣。

いっつもいっしょに学校に行くんだ。


私だけの特権

特別みたいで嬉しかった


「へーい ちょっと待ってな~」


インターホン越しの声

私が話す前に喋るキミ

私がきたってわかってるのかな



なんだかちょっとニヤッとしそうだ