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そうしてやっと見つけた頃には、もう太陽は傾きかけておりました。


ユリシズはなんと、青薔薇の蕾ばかりが広がる庭で倒れているではありませんか。


慌てたニエマイアは駆け寄り、横たわっているユリシズを抱き上げます。





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