毎日、毎日同じ事の繰り返し
寝て起きて学校行って寝て起きて学校行って
それだけの日々の何が楽しいのか
きっとそう思っているのは俺だけじゃない。
たいした夢もなく、ただなんとなく毎日を生きてるだけの人間はいっぱいいる。
『もう2時か―寒みぃな』
深夜2時。辺りには電気ひとつついておらず、真っ暗な闇と静寂に包まれている。
夏緒は家の鍵を開け中に入った。
いつもならおふくろも寝てる時間だから真っ暗なはずの部屋には電気がついていた。
リビングのドアを開けるとおふくろが携帯を片手にダイニングテーブルへ座っていた。
『なんだよ?まだ起きてたのかよ』
『夏緒、どこ行ってたの?もう2時よ』
『は?どこって…バイトだけど?』
たっく面倒くせぇな―
少し苛立った口調で答える。
『バイトなんて嘘なんでしょう?今日学校から電話があってあなた
寝て起きて学校行って寝て起きて学校行って
それだけの日々の何が楽しいのか
きっとそう思っているのは俺だけじゃない。
たいした夢もなく、ただなんとなく毎日を生きてるだけの人間はいっぱいいる。
『もう2時か―寒みぃな』
深夜2時。辺りには電気ひとつついておらず、真っ暗な闇と静寂に包まれている。
夏緒は家の鍵を開け中に入った。
いつもならおふくろも寝てる時間だから真っ暗なはずの部屋には電気がついていた。
リビングのドアを開けるとおふくろが携帯を片手にダイニングテーブルへ座っていた。
『なんだよ?まだ起きてたのかよ』
『夏緒、どこ行ってたの?もう2時よ』
『は?どこって…バイトだけど?』
たっく面倒くせぇな―
少し苛立った口調で答える。
『バイトなんて嘘なんでしょう?今日学校から電話があってあなた