だいぶ涙がひき 拓斗の体から離れようとしたが…――


よくみると 拓斗のワイシャツに 鼻水らしき液体がついていた





『ギャ―――――――――!!!!!鼻水が――――!!!!!!!!!』





顔を青ざめて叫ぶ綾の視線に 拓斗も向く…


すると…――



「おい!どーしてくれるんだよ!!!」





拓斗も驚いて ワイシャツを脱ぎ始めた


「たくっ、きったねーなー…」





すっかり上半身裸になった拓斗




あんまり多くないけど きれいな筋肉のつき方をしている


腹筋が割れていて うでもしっかりしている――





「俺、ワイシャツ洗ってくるわ」










そう言って 拓斗は屋上を出てってしまった――