「やっと見つけた。」

振り向いたら…





たける君がいた。

「ハァハァハァ…」

「焦るな、深呼吸だ。」

「ハァハァ…スーハァハァ…スー」

「その調子。」

「ハァスーハァ…スーハァ」

「大丈夫か?」

「うん。ハァ もう大丈夫。」

「よかったぁ。
心配したんだぞ。」

「ごめんなさい。」

「いいんだ。
さつきが無事だったから。
てか、、
なんでここにいるのかな?^^」

「あの…それは…」

「ちゃんと説明しろ。」

「ん。
あのね、調子にのって
体育したの。
で、マラソン大会の練習で
皆の後ろで心臓いたくなって
皆きづかなくて
公衆電話でたける君に…
ごめんなさい。」

「そうだったのか。
辛かったな、、

でも、走った罰として
今から病院だ。」

「え…」

「しょうがないだろ。
ほら、いくぞ?」

「う、うん。」



そして、病院に行った。

たける君には病院の入り口で
学校に戻ってもらった。

検査をして
お母さんと先生が
話しているのを
盗み聞きした。





…聞かなければよかった。