驚いて目を開けるとルキだった。



「どうしたの?ルキ!?」


「何も聞くな、ミレイ。」


ルキの様子がおかしい。



でも理由を聞けない私は、ルキの背中に手を回した。


ルキは誰を想いながら、私を抱き締めているんだろう。



そう思うと苦しかった。


だけど...ルキはもっと苦しいんだよね?


私の歌で少しでも和らげれたら良いな。