「In A Sentimental Mood」


振り返るとアキさんがいた。



「あ...アキさん?!
どうしてここに?」



「やっぱり美玲ちゃんだ。

俺がBarに来ちゃいけない?」



「いやいや!そんなことは!」


慌てて手を振る。




「ふふっ、冗談だよ。

この曲良いよね。俺も好きだなー。
『In A Sentimental Mood』って曲だよ。」



「詳しいんですか?」



「まぁね。
良かったら俺と一緒に飲まない...
って男連れ?」


ルキに気付いたアキさんが一歩下がる。


ルキを見ると、アキさんを睨みつけていた。