そして、放課後、、、。
「舞っ！」
神原のクラスが先に終わっていると待ってくれている。
「おー、神原。」
「帰ろっ！」
「うん、」
私はクラスの友達にバイバイを言って神原の元へ向かった。
「ねーねー、、、Fなんだけどさー、、、。」
Fと言うのは、神原の好きな人のイニシャル。
「うんうん、にしてもさー、、、いつ気持ち伝えるの？」
「んー、、、卒業するまでには伝えれたらいいんだけどねー、、、。」
いつも、煮え切らない調子の神原。
「舞はどうするのー？」
「んー、、、どうしようかな？」
私も曖昧もごまかす。
、、、でも、私は決めてる。
この気持ちは伝えないって。
