そんな話をしているうちに
私は柊家の客間に通された。



少しすると、
真琴さんのお父様が客間に
来たので、私は急いで立ち上がり
お父様に挨拶をした。




「突然お邪魔してしまい
申し訳ありません。」



私の挨拶を聞くと、
ゆっくりと頷き




「ゆっくりしていってください。」



その一言だけを残し部屋を出て行った。



、、、あーー。緊張した。




何回見ても、柊のお父様は
すごく怖そうだった。



私のパパとは月とスッポンだ。





そう思いながら私はお茶を一口飲んだ。




そのお茶を飲みながら真琴さんと
話をしていると、スーツを着た男の人が
スッっと部屋に入ってきた。





「真琴様、仕事の件で
少しお時間頂けますでしょうか。」




すると真琴さんは



「分かった。すぐ行く。
、、、、、桜さんゴメンね。
僕が誘ったのに、、
少し待ってて。ゆっくりててね。」





そう言って真琴さんは
部屋を出ていった。