次の日の朝。 ………いい香り。 目を瞑りながらそんな事を考える。 この香りは…私の大好きな 紅茶の香り…。 隼が毎朝欠かさず用意してくれる。 ……………って隼?! 「隼!?!?」 私は勢い良く飛び起き、 その香りのする方を見る。